今回もジャズギターマガジンvol.3 小沼ようすけさんアレンジの
マイワンアンドオンリーラブをアナライズしていきます!
A5セクションからです。
1、2小節目のベースラインが下降の流れを作っており、
ソロ冒頭からではありますが、2、4拍目に16分のモチーフを採用しています。
コード名だけ見ると複雑に見えますが、ベースラインにコードトーンを採用しているため、そのようなコードネームになっています。
2小節目最後のG#dim、3小節目最後のFm6がダイアトニックコードではないが、
間のメロディラインはインサイド。
4小節目も同じモチーフで4拍目まで演奏し、繋ぎでC#dim(5弦Eルート)からDm7へ繋いでいる。
5、6小節は6音モチーフが連続してつかわれ、6小節目最後は6音モチーフの後ろ4音が使われている。5小節目4拍のE7aug(♭13と同じ音が足されている)、
6小節頭のAm7にもM7が鳴っているが、ここは6音モチーフの流れと考える。
続くD7(♭5)では♭13、9、11、♭9という音遣い。
7小節3拍目で緊張感あるハイポジションのテンションコードから
8小節目1、2拍で解決し、ドミナントモーションでBメロへ。
ここまでソロパートのアナライズでした。
次回B2セクションからアナライズしていきます!
初回投稿時に小沼さんご本人のYoutubeを貼らせていただいています。