My One And Only Love Part1 ジャズギターアナライズ

ジャズギターマガジン vol.3に掲載の小沼ようすけさんアレンジの

My One And Only Loveの練習を初級者ながら始めました!

Tab譜を見ながらひと回り何周か練習後して、

4小節単位くらいで繰り返し練習。

ジャズスタンダードバイブル(通称黒本)ではEフラットキーですが、

ギター独特の響きや開放弦を用いるため、Cで演奏されています。

 

自分なりにアナライズ(前述してありますが初級者のため多めに見てください!)

冒頭のC(onG)はシンプルに押さえられていて、2弦開放のメジャー7thが鳴っています。

続いてテーマ

3小節3拍目のF#m7(♭5)は代理コード。前のAmのベースがGから半音降っていくようなラインになっています。

4小節2拍目のFM7(11,#9)はEm7のベースFに動かした形で解釈、3拍目は次のDm7へのマイナーII-Vなので(♭5)がついている。全体通して5、6弦で16分〜半拍3連のクロマチックないしスケールダウンするようなフレーズが用いられている。

5小節3拍目のBm7(♭5)はG7の代理コード。6弦から7・8・7・7というフォーム。

4拍目裏のベースB♭はAmに半音で降りている。

6小節3拍目のF#m7(♭5)は後のD7の構成音でなっており、ベースがF#なのでそのように記載と解釈。

7小節目はテンションノートが多く、駆け上がるDm7(9)に11thまで加え、

2拍目のC(onE)は7th、13th(6)が足されています。

4拍目のE(onG)は3拍目のフォームの降りたのでG#がなっている。テクニックとして覚えたい。

8小節目はクロマチックで経過音を挟みつつ、インサイドのフレーズで6度複音につなげている。

A2セクション

1小節2拍目のF#m7(♭5)は代理コード、ベースラインが1小節通じてクリシェになっています。

元のコードはAm7>Dm7ですが、F#m7(♭5) >FM7>Em7>E♭7>Dm7と半音進行が綺麗です。

2小節2拍目のDm7は9thが足された4弦から10・9・6・10というフォーム。

3拍目G7の箇所は半音下りからE7th#9>♭9の定番の流れからAm7へ

3小節目はAm7のコードトーン駆け上がり6弦から5・7・9・5・5・5の後にC7(♭13)のような雰囲気に鳴らし、FM7へ、コードトーンからのメジャースケールで繋ぎ

4小節目Bm7(♭5)はEm7をII-V分割したと解釈。4拍目はA7(♭5)となっているが普通のオルタードコードと解釈。

5小節2拍目からもベースラインがクリシェになっており、

C#dim>C6>Bm7(♭5)と降りていき、Bm7(♭5)>F6>E7(#9)>B♭7(#11)の箇所は

ハーモナイズドベースラインによくあるベースの動きを用いています。とても綺麗!

7小節目はDm7フォームからの半音下げてG7(♭9、♭13)をサウンドしている。

次回はB1セクションからアナライズしていきます!

小沼ようすけさんの模範演奏です!美しすぎる!

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